1.概況
2022年(令和4年)11月26日土曜日に甲南へらの池にお邪魔いたしました。
前回の動画に続いて、グラスムクトップを装着した底釣りウキの紹介をしたいと思います。今回は、両グルテンの底釣りで使用しています。
グラスムクトップのウキを底釣りで使うと、戻りが悪い、しもる、という先入観がありませんでしょうか。
グラスムクトップは微細な動きを表現してくれますが、比重が重いため、径の太いグラスムクトップの底釣りウキは、上述のような現象が起きやすくなります。
そこで、ボディを羽根2枚合わせ5.0mm径、ツチノコ形状にし、脚は比重の軽い竹脚にして、ボディ側のパワーを増すことにより、この問題を解決しています。
グラスムクトップの元径1.0mmにため、体積がありますので、段差の底釣りでもある程度のバラケを抱えます。
今回は、両グルテンの底釣りで使用していますが、映像を見ていただくとわかりますが、ハリスの倒れ込みの変化系のアタリもしっかり演出しています。

2.データ
●釣り人:自身

使用タックル
●サオ
シマノ「柳」15尺
●ミチイト
バリバス「エステル見える道糸」0.8号
●ハリス
東レ「スーパープロプラス ハリス」0.4号 上=40cm、下=50cm
●ハリ
上下=がまかつ「コム」5号
●ウキ
ウキ:尽心作 匠 Type-A4の9番
オモリ負荷量:1.48g
羽根5.0径 90mm、竹脚45mm、グラスムクトップ 元径1.0mm→0.6mmのテーパ付 110mm
エサ落ち目盛り=全11目盛り中5目盛り出し
●エサ
マルキュー「グルテン四季」単品使い

3.ウキの動き


4.コメント
半分程度は、新ベラでした。

更新が滞っており、申し訳ありません。
竿の握り変更、完成いたしました。


20221126_4

ウレタンを塗った状態です。ウレタンを塗ることで、綿糸部分が毛羽立ち、滑りにくくなります。

昨日の作業の続きです。

20221126_2
籐の部分を耐水ペーパーの240番で研いだ状態です。
画像ではわかりづらいですが、縦筋が消える程度まで研ぎます。
研ぎすぎると、籐と籐の筋目の黒が消えてしまいますので、注意が必要です。
この後、籐に着色するために、カシューを塗ります。
カシューの「透明」と「透き」を7:3程度に混ぜ合わせ、籐に塗り込みます。

20221126_3
画像を取り忘れていますが、カシュー乾燥後に木綿糸の20番を巻きます。
この後、カシューの色流れを防ぐ意味で、ウレタンの透明をエアブラシで吹きます。
完全乾燥後にウレタンを筆塗りしていきます。
ウレタンを塗ると、もう少し落ち着いた色合いになります。

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