1.概況
トムソーヤさんは、堰堤の工事のため、池の水を全て抜く全面改修を実施され、入っているへら鮒は、ほぼ新ベラという状態です。
リニューアルオープンから約1か月が経過し、荒食いは落ち着きつつありますが、室内釣り堀も併設され、施設も整った非常に魅力的な管理池です。

さて、前回の動画に続いて、グラスムクトップを装着した底釣りウキの紹介をしたいと思います。今回は、段差の底釣りで使用しています。
グラスムクトップのウキを底釣りで使うと、戻りが悪い、しもる、という先入観がありませんでしょうか。
グラスムクトップは微細な動きを表現してくれますが、比重が重いため、径の太いグラスムクトップの底釣りウキは、上述のような現象が起きやすくなります。
そこで、ボディを羽根2枚合わせ5.0mm径、ツチノコ形状にし、脚は比重の軽い竹脚にして、ボディ側のパワーを増すことにより、この問題を解決しています。
グラスムクトップの元径1.0mmにため、体積がありますので、段差の底釣りでもある程度のバラケを抱えます。
そして、食わせエサのみになってからも、グラスムクトップが微細なアタリを表現してくれています。
また、入っているへら鮒は新ベラが多いということで、クワセにグルテンを多用しています。

2.データ
●釣り人:自身

使用タックル
●サオ
純正竹竿 「紀舟」9.0尺
●ミチイト
バリバス「エステル見える道糸」0.8号
●ハリス
上:東レ「スーパープロプラス ハリス」0.5号 10cm
下:東レ「スーパープロプラス ハリス」 50cm
●ハリ
上:がまかつ「アラシ」8号
下=がまかつ「コム」4号
●ウキ
ウキ:尽心作 匠 Type-A4の9番
オモリ負荷量:1.48g
羽根5.0径 90mm、竹脚45mm、グラスムクトップ 元径1.0mm→0.6mmのテーパ付 110mm
エサ落ち目盛り=全9目盛り中7目盛り出し
●エサ
バラケ:マルキュー「粒戦」100cc+「粒戦細粒」50cc+水200cc、10分後、「段底」200cc+「カルネバ」100cc
クワセ:「力玉大粒」サナギ漬け、「わたグル」単品

3.ウキの動き


4.コメント
当日は風もなく、初冬にしては暖かい日でした。