2022年11月

昨日の作業の続きです。

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籐の部分を耐水ペーパーの240番で研いだ状態です。
画像ではわかりづらいですが、縦筋が消える程度まで研ぎます。
研ぎすぎると、籐と籐の筋目の黒が消えてしまいますので、注意が必要です。
この後、籐に着色するために、カシューを塗ります。
カシューの「透明」と「透き」を7:3程度に混ぜ合わせ、籐に塗り込みます。

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画像を取り忘れていますが、カシュー乾燥後に木綿糸の20番を巻きます。
この後、カシューの色流れを防ぐ意味で、ウレタンの透明をエアブラシで吹きます。
完全乾燥後にウレタンを筆塗りしていきます。
ウレタンを塗ると、もう少し落ち着いた色合いになります。

更新が滞ってしまい、申し訳ありません。

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黒のウレタンを塗った状態です。
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黒のウレタンを研いだ状態です。
さらにもう一度、黒のウレタンを塗ります。

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日輪さんの籐の極細を使用します。
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水につけて、ふやかします。その後、先端部分をカミソリで薄くし、斜めにカットして、まきつけていきます。
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籐を巻き付けた状態です。竹竿「五郎」風に仕上げる予定です。
この後、籐を固定するために、また、黒のウレタンを塗ります。
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黒のウレタンを塗った状態です。明日、籐部分を研ぎます。

昨日に引き続き、竿の握り変更の経過です。

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「ZEST」さんのウレタンを4回かけて、耐水ペーパーの800番で研いだ状態です。

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かなり段差が消えています。また、表面はカチカチになっています。

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まだ、段差が残っていますので、5回目のウレタンを塗ります。
明日は、黒のウレタンを塗る予定です。

名古屋の友人I氏からの依頼で、昔の征興ロッドの握り変更に挑戦しました。
昔のカーボンロッドの握りの素地は、竹竿と同じ新聞紙だったのですね。驚きました。
今後も途中経過をアップしていきます。

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新聞紙を剥がした状態です。
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新聞紙で握りの素地を作成します。
コツは、
・元竿のテーパーはできるだけ少なく、今回はカーボン竿なので、テーパーがなかったので、握りの巻きはすこぶる順調でした。竹の場合は、テーパーがつかないように竹を削る必要があります。

・握り下側はストレートです。新聞紙はある程度伸びますので、巻き上げる時に上下のテーパーを見ながら微妙に力を加減していきます。
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巻きあがった状態
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指で触りながら、でこぼこ部分に240番の紙やすりを当てます。
この時、一方方向に紙やすりを当てます。でないと、新聞紙がささくれます。
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平坦部分が少しささくれています。この後、ウキ作りで余ったウレタンを塗り込んでいきます。



1.概況
2022年(令和4年)11月12日土曜日に甲南へらの池にお邪魔いたしました。
グラスムクトップを装着した底釣りウキは、戻りが悪い、しもる、という先入観がありませんでしょうか。
グラスムクトップは微細な動きを表現してくれますが、比重が重いため、径の太いグラスムクトップの底釣りウキは、上述のような現象が起きやすくなります。
そこで、ボディを羽根2枚合わせ5.0mm径、ツチノコ形状にし、脚は比重の軽い竹脚にして、ボディ側のパワーを増すことにより、この問題を解決しています。
グラスムクトップの元径1.0mmにため、体積がありますので、段差の底釣りでもある程度のバラケを抱えます。
今回は、両ウドンの底釣りで使用していますが、映像を見ていただくとわかりますが、なじんだ後、しっかり返してアタリを演出しています。

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2.データ
●釣り人:自身
使用タックル
●サオ
ダイワ「6代目枯法師」11尺
●ミチイト
バリバス「エステル見える道糸」0.8号
●ハリス
東レ「スーパープロプラス ハリス」0.4号 上=35cm、下=41cm
●ハリ
上下=がまかつ「コム」5号
●ウキ
ウキ:尽心作 匠 Type-A4の9番
オモリ負荷量:1.48g
羽根5.0径 90mm、竹脚45mm、グラスムクトップ 元径1.0mm→0.6mmのテーパ付 110mm
エサ落ち目盛り=全11目盛り中5.5目盛り出し
●エサ
マルキュー「魚信」、甲南ペレット

3.ウキの動き


4.コメント
時々ですが、新ベラが混じりました。

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