議論を呼びそうなので、最初に申し上げておきます。

羽根とカヤでは、素材の優劣はなく、あくまでウキとして仕上がった後、その機能がどうかということが問題だと考えております。
以前、へら専科の連載でも書いたのですが、状況に応じた素材も含めたウキの選択が重要と考えております。

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その上で、羽根はカヤと違い表皮が薄いことから、接着後は形を整えたり、自重を軽減させるといった目的で、表皮を削ることは不可能です。
例えは適切ではないかもしれませんが、グルテンエサのように、一発で仕上げる必要があります。

また、羽根の筋目の美しさ、白地に「尽心」という個性を表現することに喜びを感じております。

しかし、これは私の羽根へのこだわりというか、好みであって、ウキの機能とはなんら関係ないのです。長くなりました。