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2023年12月1日より、Facebook に移行させていただきます。

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1.概況
釣り場でよく、「パイプトップはエサを抱える」、「グラスソリッドトップはエサを支える力がない」といった話しを聞きます。
しかしながら、この後映像でご覧いただきますが、トップの体積が同じであれば、トップの素材に関係なく、エサを抱える力は同じになります。

それでは、グラスソリッドトップとパイプトップでは何か違うのでしょうか。
簡単に言えば、グラスソリッドは素材が重いため、下に入る力が強く、逆にパイプトップは素材が軽く、中に空気が入っているため、上に上がろうとする力が強くなります。

実釣映像でご覧いただきますが、グラスソリッドトップで釣れたセッティングでは、パイプトップではカラツンばかりで全く釣りにならず、ハリスを上下10cmに詰めなければ、釣れない状態になりました。映像でもグラスソリッドはあおられても下に入る動きが多く、逆にパイプトップはあおられると、上へ上へ上がる動きが出ています。

グラスソリッドトップで釣れたセッティングではエサが入らず、エサを練って持たせるようにしたため、カラツンが多発したと思われます。

このように、柔らかいエサをタナまで入れたい場合やへら鮒がつっかかって来て、タナまでエサが入らない場合には、グラスソリッドトップが適しています。逆に、魚影が薄く、サワリをだしながら釣りたいということであれば、パイプトップが適しています。

また、オモリ負荷量を2本のウキとも同じにしたいために、ボディの直径をグラスソリッドトップは5.8mm径、パイプトップは5.5mm径にしました。
この理由は、グラスソリッドトップは比重が重く、その分ウキ全体の浮力を削いでしまいます。そこで、ボディ径をパイプトップのウキよりもわずかに太くして、その差を埋めるようにしています。

2.データ
●釣り人:自身
使用タックル
●サオ
シマノ「普天元 独歩」7尺
●ミチイト
オーナー 「見えるミチイト」0.8号
●ハリス
東レ「スーパープロプラス ハリス」0.4号
ソリッドトップ 上=30cm、下=40cm
パイプトップ  上=20cm、下=30cm
●ハリ
上下=がまかつ「角マルチ」6号
●ウキ
ウキ:尽心作 匠 Type-C
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オモリ負荷量:
ソリッドトップ:1.18g
パイプトップ:1.20g
羽根5.5mm径 90mm、カーボン脚70mm、元径1.2mm→0.8mmのテーパ付 150mm
エサ落ち目盛り:針なしでボディとトップの付け根、針を付けて上から6目盛り半

●エサ
マルキュー「カクシン」2杯+「コウテン」1杯+「浅ダナ1本」1杯+水1杯

3.ウキの動き


4.コメント
水温は高く、へら鮒は上層に多くいる状態でした。

1.概況
皆様はウキの形状について、どのようにお考えでしょうか。
具体的には、一般的な底釣り用のウキは、なぜ肩のテーパーが緩やかなのでしょうか。
また、チョーチン両ダンゴ用のウキは、なぜ肩のテーパーが急なのでしょうか。

ノーマルのウキは、ウキの立ち上がりが早く、俗に言う「ウキの肩で受けてツン」というアタリが出ます。当日の魚が湧き上がる状況では、「上げツン」アタリも多発しました。
肩のテーパーが急なウキは、ウキが上に上がる力が強く、ウキの支点がトップ側にありますので、ウキの立ち上がりは速くなります。

逆テーパーのウキは、ウキの支点が脚側にありますので、ウキの立ち上がりは一泊遅くなります。またウキが立ち上がってからは、ウキが下に入る力が強く、「ウキがしっかり馴染んでツン」というようなアタリがでます。

チョーチンですので、正確に落とし込むことができますので、ウキの立ち上がりに明確な差が感じられなかったのかもしれません。

2.データ
●釣り人:自身

使用タックル
●サオ
ダイワ「枯法師」7尺
●ミチイト
オーナー 「見えるミチイト」0.8号
●ハリス
東レ「スーパープロプラス ハリス」0.4号 上=30cm、下=40cm
●ハリ
上下=がまかつ「角マルチ」6号
●ウキ
ウキ:尽心作 匠 Type-C3の9番
オモリ負荷量:
ノーマル:1.35g
逆テーパー:1.38g
羽根5.5mm径 90mm、カーボン脚70mm、PCムク 元径1.0mm→0.6mmのテーパ付 170mm
エサ落ち目盛り:針なしでボディとトップの付け根

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●エサ
マルキュー「カクシン」2杯+「コウテン」1杯+「浅ダナ1本」1杯+水1杯

3.ウキの動き


4.コメント
水温は高く、へら鮒は上層に多くいる状態でした。

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